はじめに
こんにちは、はじめです。
もうすぐ年末ジャンボ宝くじの季節がやってきますね。
この時期になると、「どこどこの売り場で当たりが出た」「あの人が何億円当たった」といったニュースが話題になります。
僕も以前は「もし大金を手に入れたら働かずに楽しく暮らせるのに」と、一攫千金の夢を見ていました。けれども、お金について勉強する中で、次第にこんな疑問が生まれました。
「大金を持つことが本当に幸せにつながるのだろうか?」
「実際、どれくらいのお金があれば十分なのか?」
この疑問は、宝くじをはじめとする「いきなり大金を手にする状況」だけではなく、日々の生活にもつながる大切なテーマだと感じています。今日は、そんなお金と幸せについて考えてみたいと思います。
大金を手にすると不幸になる?
宝くじ3億円が当たる確率は1000万分の1と言われています。この金額は、平均的な人が一生かけて稼ぐ総額に匹敵します。一瞬で「一生分のお金」を手にできる――これだけ聞けば夢のように感じますよね。
でも、大金を手にして不幸になったケースも少なくありません。理由の一つは「幸せは一瞬だから」です。
宝くじが当たる瞬間、私たちは「やった!」という高揚感で満たされます。このとき脳内ではアドレナリンが放出され、喜びや興奮を感じます。ですが、その効果は長く続きません。時間が経つにつれて慣れが生じ、「もっと新しい刺激が欲しい」という欲求に変わります。
僕の父もよく宝くじを買っては、「当たったら何がほしいものあるか?」と聞いてきます。それからしばらくして、番号の発表があると「300円だ」と苦い顔をしています。笑
さらに、大金を持つことで生活が劇的に変わると、家族や友人との関係がこじれることもあります。周囲の人間関係が壊れたり、お金に振り回されて生活が破綻したり――そんな例は、国内外を問わず数多く報告されています。
大金を手にしたらどうする?
大金を手にする場面は宝くじだけではありません。例えば、
- 遺産相続
- 退職金
- 投資やギャンブルの成功
こうした場面でも、まず重要なのは「冷静さを保つこと」です。
いきなり大金を手にすると、人は舞い上がりがちです。無計画に使い始めたり、他人の甘い誘いに乗ったりしてしまうこともあります。しかし、一番大切なのは「自分でお金を守ること」。
資産運用や投資を勧める人が近寄ってきた場合でも、相手の言葉をそのまま鵜呑みにするのは危険です。お金に関して本当にあなたを守れるのは、あなた自身だけです。
大金を手にしたら、まずは落ち着いて考える時間を持ちましょう。
そして、信頼できる専門家に相談するなど、慎重に動き出すことが大切です。
お金を使うのは難しい?
意外に思うかもしれませんが、「お金を使うこと」は「お金を稼ぐこと」よりも難しいことがあります。
大金があれば、好きなものを買い放題。毎日高級な食事を楽しんだり、欲しい車や家を手に入れたり――そんな生活を夢見る人も多いでしょう。
でも、人間は「飽きる生き物」です。どれだけ高級なものを手にしても、次第にその価値を感じられなくなる瞬間がやってきます。
僕たちはお金を使うことで一時的な満足感を得ますが、それだけでは幸せは長続きしません。本当に幸せを感じるには、以下のような経験が必要だと思います。
- 自分が何に価値を感じるのかを知ること
- 実際に試しながら「自分らしい使い方」を見つけること
- 他人とのつながりや感謝をお金の使い方に取り入れること
つまり、経験を積み、失敗もしながら「自分にとっての適切な使い方」を模索していくことが重要なのです。
幸せになれる金額とは?
では、具体的にどれくらいのお金があれば幸せになれるのでしょうか?
僕の答えは、「いくらでも良い」です。
「それって答えになってない!」と思うかもしれません。ですが、幸せは金額ではなく、「お金の使い方」にかかっているのです。
例えば、誰かに感謝を込めた小さな贈り物をする。高価なプレゼントでなくても、ジュースやお菓子を渡すだけで、相手が笑顔になるのを見て幸せを感じることができます。
また、自分自身を労わるためにお金を使うことも大切です。たとえ小さなことでも、「いつも頑張っている自分」への感謝の気持ちを込めて好きなものを買ったり、ちょっと贅沢をしたりする時間を作ってみてください。それが毎日の活力につながります。
まとめ
「幸せになれる金額」について考える上で、覚えておきたい5つのポイントをまとめます。
- いきなり大金を手にしても慌てない
- 冷静さを保つ時間を持つ
- 自分のお金は自分で守る
- お金を使うのは難しいと心得る
- 自分を労い、たまにはご褒美を
宝くじやギャンブルでの大金には夢がありますが、幸せの本質はそこにはないかもしれません。
むしろ、今こうして日々を大切に過ごし、自分や周りの人との関係を豊かにすることで、より深い幸せを実感できるのではないでしょうか?
ぜひ、自分に優しくする時間を意識して作ってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント