はじめに
こんにちは、はじめです!
最近、「なんだか悪いことばかり続いているな」と感じることはありませんか?
朝の電車に遅刻してしまったり、大事なものを忘れたり、仕事で怒られたり……そんな小さな出来事が積み重なると、「どうして自分ばかり」と思ってしまうかもしれません。
でも実は、あなたに「悪いことが起き続ける」のにはちゃんと理由があります。
僕自身も根がネガティヴな性格なのでいいことが全然ないとばかりに考えていました。
でもその理由が分かると「なるほど!」と納得して自分の考え方が変える事が出来ました。
そしてその理由がわかれば、悪循環から抜け出し、気持ちを切り替えることができるんです。
この記事では、「悪いことが続く理由」を紐解き、あなたが明るい毎日を取り戻すためのヒントをお届けします!
悪いことが続くのは「悪いことに注目しているから」
まず、大前提として、人間は「悪いこと」に注目しやすい生き物です。
「そんなことある?」と思うかもしれませんが、これは私たちが長い歴史の中で培ってきた自然な反応なのです。
生存本能がもたらす「ネガティブな注意力」
私たちの祖先が生きていた狩猟採集の時代、周囲の危険に敏感でいることは命を守るために必要不可欠でした。例えば、大きな動物の気配に気づけなければ、襲われて命を落とす可能性がありました。
狩猟採集民の時代では、原始人達は大きな動物達と真っ向から戦っても勝つことが出来ませんでした。そのため動物の食べ残しなどで生きていく事が出来たのです。
大きな動物が去った所で、また別の動物が訪れて戦うか逃げるのかを判断しなくてはいけません。
そのために周りを気にして常に危険がないかとアンテナを張り巡らせたような状態でした。
それは、今の時代でも残って常に自分に危険はないかと、アンテナを張っている事が行われています。
つまり、これが「悪い事に注目しているから」と言えるのです。
この「悪いことに注目する本能」は現代にも残っています。
しかし、現代では動物の襲撃に怯える必要はなくなったものの、日常の些細なストレスや不安に対して同じ反応をしてしまうことがあります。結果として、良いことよりも悪いことばかりに目が行き、「悪いことが続いている」と感じやすくなるのです。
この本の中でも現代と狩猟採集民の違いが勉強になって面白いので一度、読んでみてください。
あなたに悪いことが起き続ける理由4選
では、なぜ「悪いこと」に敏感になるのでしょうか?具体的な原因を4つご紹介します。
1. 睡眠不足が原因かも
まず考えられるのは、睡眠不足です。
睡眠不足になると、脳が疲れてストレスに対する耐性が下がり、些細なことでもネガティブに感じやすくなります。例えば、普段なら気にしないミスや周囲のちょっとした言葉が、睡眠不足のときには大きなストレスに感じられることがあります。
夜遅くまでスマホで動画を見たり、ゲームに夢中になったりしていませんか?質の良い睡眠を確保することは、心の健康を守る第一歩です。
2. ストレスが溜まりやすい環境にいる
生活環境が原因でストレスを抱えている場合も、ネガティブに陥りやすくなります。
例えば、以下のような環境はどうでしょうか?
- 電車や職場が騒がしく、リラックスできない
- 職場に気の合わない上司や同僚がいる
- 家の近くで工事の音が絶えない
こうしたストレスフルな環境では、心が休まる時間が少なくなり、小さな悪いことが目につきやすくなります。すぐに環境を変えることは難しいですが、自分がリラックスできるアイテム(例えばお気に入りの音楽やアロマ)を活用することで、少しずつストレスを軽減してみるのもいいです。
3. 悪口を言う人に囲まれている
人間関係も重要なポイントです。
悪口やネガティブな話題ばかりの人たちと一緒にいると、自分も同じような気持ちになってしまいます。これを心理学では「情動感染」と呼びます。悪口を聞くと、自分に関係ない話題でも気分が落ち込んでしまうのです。
とはいえ、誰にでも愚痴を言いたい瞬間がありますよね。そんなときは、信頼できる友人とバランスよく話しましょう。自分の愚痴を聞いてもらった後は、相手の愚痴も聞いてあげることで、互いにストレスを発散できます。
4. 自ら「悪いこと」に向かっている
最後に、「悪いこと」を引き寄せている場合もあります。
例えば、朝のニュースや占いでネガティブな内容を見たとき、「気をつけなくちゃ」と必要以上に警戒してしまいませんか?その結果、何気ない出来事を「やっぱり悪いことが起きた」と解釈してしまうのです。
ネガティブな情報に触れる時間を減らし、ポジティブな話題や趣味に意識を向けることで、この悪循環から抜け出すことができます。
まとめ
今回は「あなたに悪いことが起き続ける理由」を解説しました。ポイントをおさらいしましょう。
- 悪いことに注目しているから
- 睡眠不足である
- ストレスが溜まりやすい環境にいる
- 悪口を言う人に囲まれている
- 自分で「悪いこと」に向かっている
悪いことが続くように感じるのは、誰にでも起こりうることです。しかし、考え方や行動を少し変えるだけで、日々の見え方がガラリと変わります。
大切なのは、一人で抱え込まず、周囲の人に頼ること。友人や家族に話を聞いてもらったり、リフレッシュする時間を作ったりすることで、気持ちが軽くなるはずです。
あなたには、きっと楽しい毎日が待っています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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